アドラー心理学講座に参加してくださった方から、
こんな子育てのお悩みをいただきました(^^)
イヤイヤ期も大変ですが、
それが過ぎても子どもたちの「いや!」は続きますよね〜!
意志がはっきりしてて素晴らしいのですが、
お困りの場合には対応法を一緒に考えてみましょう〜〜(^^)
◆Question
イヤイヤ期ではないのに声かけに対して
「いやだ」という子への対処法があれば教えてほしいです。
選択肢を与えて、自分で選んでも結局は「いやだ」と言って、
やるまでに時間がかかったり、結局やらないことがあり困っています。
家ではやらないですんでも、集団の場では時間も決まっているので、
どうすれば動かせる行動に移してもらえるか気になります。
子どもたちの「いやだ!」は、成長の過程とはいえ、
こちらまでイライラしてしまったり、
不安になったりしてしまいますよね!
ご相談に書いてくださった、
「選択肢を与える」はとっても良い対応なので、
それはぜひ続けてあげてください(^^)
選択肢を与えた上で、
お子さんに選ばせていることもとっても良いと思います♡
その他に出来ることをお伝えいたしますね。
◆まずはどうしたいのかを聞いてあげる。
それが出来る、出来ないに関わらず、
まずは気持ちをしっかり聞いてあげることが大切です。
どうしてそんなに頑なに嫌なのか、
本当はどうしたいのか、まずは寄り添って聞いてみましょう。
「そっかー、それはやりたくないよね」
「そんな風に思っていたんだね」
とまずは気持ちを受け止めてあげてください(^^)
はっきり「いや!」と言える子は、
意志が強く、自分の気持ちがはっきりしていて自我も強いので、
自分の気持ちをわかってもらえると、
少し聞く耳を持ってくれますよ(聞く余裕が生まれます)♡
◆お母さんはどうして欲しいのかをお願い口調で伝える。
お子さんの年齢が何歳くらいなのか、
アンケートからはわかりませんでしたが、
例えば「宿題をやらずにゲームをしている」としましょう。
「宿題も終わらずゲームしていると、先生に怒られちゃうんじゃないかと思ってお母さん心配だよ。
宿題終わらせてからゲームをしてくれると嬉しいな。」
というように、
どうして今、別の選択をして欲しいのかを明確にして、
お願い口調で伝えてみてください(^^)♪
詳しくはアドラー心理学の4章で学ぶのですが、
「お母さんは心配している」という感情を伝えることも大切です。
※お願い口調については3章で学びます。
◆今はタイミングを待つ!!!!(笑)
アドラー心理学で自己決定とは、
「どんなイバラの道でも本人が決めた道ならば、
それが一番の近道である」
という考え方があります。
実は今お子さんが全て「嫌!」で済ませているのは、
まだ本人が「困っていない」からなんです。
(家ではやらないですんでも、集団の場では時間も決まっているので、
どうすれば動かせる行動に移してもらえるか気になります。)
というのは実はお母さんの困り感であって、
お子さんはまだそこに困り感は無いのです。
なので、何を言っても改善しないときには、
「タイミングを待つ!」も大切(笑)
集団の場で先生に怒られてみたら良いのです。
お友達に何か指摘されてみたら良いのです。
そこでお子さんが落ち込んだとき、
嫌な気持ちになったときが、成長するタイミング。
実は私たちが先回りして心配していることの多くは、
子どもたちが困らないようにという愛情からくる気持ちですが、
転ばぬ先の杖だったりするんですね><
嫌!いや!が続いたら、
あ、この子は今、学ぶタイミングじゃないんだな。
と今は諦めるのも大切かもしれません(笑)
ご自身の子育ての中で、
ここからはダメ!という基準を決めて、
それ以外のことであれば、大目にみてあげるのもおすすめです。
※そのときにはお子さんが混乱しないよう、
方針を変えないように気をつけてくださいね(^^)
私もついつい先回りしてしまうタイプなのですが、
この考え方が腑に落ちると、
(あ。こだわっていたのは自分だったんだ〜!)と
すーっと楽になりましたよ♡
相手をコントロールしようと思っていたんですね。
子どもたちには一人一人自分の人生を決めていく力があります(^^)
それを信じて「見守る」って難しいですが、
愛情が正しく伝わるためにも、よかったら実践してみてください♡
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