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かんしゃくをおこす子どもたちへの対応法

更新日:2023年2月24日





アドラー心理学講座に参加してくださった方から、

こんな子育てのお悩みをいただきました(^^)





 


◆Question

発達障害児、時々カンシャクを起こす児への

良い対応があればご教授ください。



かんしゃくをおこされてしまうと、

何をやっても通じなくて困ってしまいますよね。


ギャーギャーと騒ぐ声をずーっと聞いていると、

こちらまで落ち着かなくなってしまって、

ついイライラをぶつけてしまいますよね〜><




発達障がい児だけでなく、

子どもたち一人一人の特徴も違うので、

理由は様々ですが、よくある理由としては、


◎言葉でまだ自分の気持ちを伝えられないので、

表現が出来ずにかんしゃくをおこす。


◎身体の発達がまだ成長段階なので、

自分の思う通りに出来ず、イライラしてしまう。


◎イライラをどのように扱っていいかわからず、

物にあたってみたり大声を出す。


といった理由が挙げられます。


そんな子どもたちの気持ちに寄り添ってみると、

こんな解決策がオススメです♡





 




◆まずは落ち着くまで無視せず見守る


「そんなに泣く子はもう知らない!!」と無視をしてしまうのはNG


自分の気持ちをわかって欲しいからかんしゃくをおこしているので、

それを無視されてしまっては、余計に気持ちのやり場が無くなってしまい、

この行動が続いてしまいます。


まずは黙っていてもいいので、少し落ち着くまで見守ってあげましょう


大人側に余裕があれば、身体をすりすりしたりしながら、

「やりたかったよね〜」「食べたかったね〜」と

子どもの気持ちを代弁してあげましょう(^^)




◆落ち着くまで抱きしめてあげる


上の方法にプラスするとオススメなのが、

背中をさすってあげたり、ハグしてあげること


言葉に出来ない不安やイライラを抱えているときには、

言葉以外で対応することも大事です


まずは気持ちを受け止めてあげて、

落ち着かせましょう。




◆どうしてもおさまらない時には一旦、その場から引き離す


子どもたちは目の前にあるのに出来ない、

目の前にあるのに食べられないなど、

まだ見えていると諦められなくなってしまう子も多いです。


どうしてもおさまらない時には、

抱き抱えられるようであれば一度その場から引き離すのも手ですよ(^^)


特に興味の強い子は場所が変わることで、

次の興味に切り替えられることもあります♪





◆気持ち(目的)を代弁してあげる


少し落ち着いてきたら、早速お話しタイムです(^^)


大切なポイントは、どうしたかったのか(目的)を言葉にしてあげること


「これを使いたかったんだよね」

「◯◯が嫌だったのかな?」


どうしたかったのか自分の言葉で伝えられない子は

気持ちを言葉にすることは難しいので、

YES or NOで答えられるような質問を投げかけてあげましょう。





◆落ち着いたらどうしたらよかったのか対応法を一緒に考える


どうしてかんしゃくをおこしてしまったのか、

目的がわかったら、次は対応法を一緒に考えていきましょう♪


そのような気持ちを持ったときには

どう対応すればよかったのかを一緒に考えてあげましょう。


根気のいる作業ですが繰り返し対応していると、

どう伝えれば良いのかを学ぶことが出来ます。


「気持ちの解決法」を知ると子どもたちのかんしゃくは減っていきますよ♡





◆出来たら一緒に喜ぶ!


一緒に考えた解決法を子どもたちが実践できたとき!!


ぜひたくさん褒めてあげてください♡

一緒に喜んであげてください♡


成功体験ができると子どもたちは自分の気持ちの伝え方を学習します。





 




かんしゃくをおこさなくても、


自分の気持ちが伝えられた。

相手が変わってくれた。


そんな経験をすることで子どもたちは成長していきます(^^)

ぜひ一緒に楽しんでくださいね♪









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