アドラー心理学講座に参加してくださった方から、
こんな子育てのお悩みをいただきました(^^)
◆Question
子どもが「できないからやって〜!」
(例:ぬりえきれいにぬれないから、絵が上手にできないから)と
泣きながら言ってくることがあります。
まずは「できなくてもいいからやってごらん」といっても
「できない〜」といいます。
どうしたらいいですか?
親としては子どもに
「なんでも自分で出来るようになって欲しい!」と願うもの♡
自分で出来ることまで「やって〜〜」と言われてしまうと、
甘やかして学校では大丈夫かしら。と心配になってしまいますよね。
まずはお子さんがどうしてやってほしいのかを明確にすることが大切です。
「どうしてママにやって欲しいの?」と聞いてみましょう(^^)
よく出てくる答えとしては・・・
1)そもそも経験したことがない
(だってこれ使ったことないし、、、やったことないし、、、)
2)なにか不安な要素がある
(はみだしちゃうかも・・・キレイに塗れないかも・・・)
3)お母さんに甘えたい
(とにかくやって〜〜〜、ママがやって〜〜〜)
今回の事例は
「2)なにか不安な要素がある」なのかな?と思いますので、
そちらの対応法をご紹介しますね(^^)
ポイントは
「解決策も一緒に伝えてあげること」が大切です。
私たち大人でも、自分が明らかに失敗するイメージしか湧かないものに、
失敗してもいいからやってごらん〜と言われても、
あまりやりたくないですよね(笑)
(失敗も大切よね)と思えているのは、
私たちが今までの経験から学んできたからなんです。
子どもたちにとっては「失敗」は、まだまだ怖いものですよね。
大切なことは
(このやり方ならできるかも!)と思ってもらうことです。
例えば、、、
「周りから塗っていくとはみ出すことが少なくなるよ〜!」
「塗るときに紙も動かすといいんだよ〜!」
「色鉛筆を傾けるとキレイに塗れるよ〜!」
というようなことです。
まずは
途中まででも一緒にやってみる。
手を添えて一緒に塗ってみる。
ということもオススメです♡
ちゃんと今よりも上手に出来る方法が見つかれば、
安心して取り組んでくれますよ〜!
1)のそもそもやり方がわからないときには、
同じように手を添えたりしながら、
やり方を見せたり、一緒にやってあげることが大切です。
3)の甘えんぼの場合には、
「まずはやってごらん〜」から
もう1歩ステップアップした声かけをぜひ実践してみてくださいね〜(^^)
一緒に出来たら、ぜひ一緒に喜んであげてください♡
「苦手」が「得意」に変わっちゃったりして(^^)
お母さんも子育てが楽しくなると思いますよ♪
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