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手が出ちゃう子の対応法

更新日:2023年2月24日




こんにちは!

色と心の専門家 我那覇 奈緒(がなは なお)です^^


今日はいただいたご質問の中から、

お困りの方も多いだろうな〜という話題について

ご回答してみたいと思います♪





 




「手が出ちゃう子」への対応方法についてご相談いただきました!


状況はこんな感じです。。。


◆question

暴力をふるう子がいる(一人っ子で大人のような口調の男児)

ヨイ出しでいっぱい褒めるようにしている。

それでも暴力が無くならない。暴力はその都度注意している。

ダメ出しの部分に注目をするとその頻度が増えるとのことですが、

暴力を無視する(軽視する)のはできません。

家庭とも連携して成長している途中を話すと、

家庭の意識も多少変わったので暴力は減りましたが。。。


手が出ちゃう子っていますよね。


周りも親御さんも大変ご苦労されていると思います。

もちろん暴力はいけないことです。


しかし「暴力をふるった」→「全否定」してしまうと

この子は「どうせ自分はわかってもらえない」

さらに孤立して気持ちを伝えられなくなり、

その行動が増えてしまうかもしれません。


「手を出す」というのは、手っ取り早い気持ちの伝え方なので、

その子はきっと自分の気持ちを伝える他の手段を学べたら良いのかな?と思います。


まずはその子の

「暴力をふるう」に隠されたポジティブな目的を探してみます。


※アンケートに「男児」と書かれていましたので、

4・5歳児だと仮に設定します。





例えばお友達におもちゃを取られてしまって、

取り返そうとお友達を叩いてしまったとします。


1)まず「そのおもちゃで遊びたかったんだよね」など

この子の積極的に遊びに取り組む気持ちを肯定します(注目します)。

(この注目された部分が伸びていきます)


2)「だけどお友達を叩いてしまったら、痛いと思うよ」

など何が困る行動なのかを伝えます。


3)どうしたらいいのか一緒に方法を考えてみる

例/「貸してって言えたら良かったね」「順番を決めたらよかったね」など


4)次回それが出来たら「よかったね!」と一緒に喜ぶ


このようにどうしてこの行動をとったのか、

次はどのようにすれば良いのかを一緒に考えていくことが大切です^^


根気がいると思いますが、対応が早ければ早いほど、

この子にとって良いと思いますので、

ぜひ参考にされてみてください^^





(2018/11/23 追記)


よくある対応が


親/先生「どうして叩いたりするの!!」


子ども「だってムカついたから/だって言っても聞かないんだもん!」


というようなやりとり。


このときに大切なのは、


「どうしてこの子が手を出してしまったのか」(原因)


を追求するのではなく


「どういう目的で手を出してしまったのか」(目的)


に注目することなんです。


さっきの事例のように、


親/先生「どうして叩いたりするの!!」

と聞いてしまうと、

この子が手を出した理由を追求することになるため


子ども「だってムカついたから/だって言っても聞かないんだもん!」


といった答えが出てきます。


しかし


親/先生「何がしたくて殴ったの?」


と聞いてみると


子ども「おもちゃ取られて嫌だったから/返して欲しかったから」


というように、この子の行動(叩く)の目的が見えてきます。


目的を共有できたら、


「取られて嫌なときはどうしたらいいと思う?」

「返して欲しかったらどうしたらいいと思う?」


と一緒に考えてあげることで、

この子は「叩く」以外の方法を学んでいくのです。





 




ちなみに上記の対応は「キュービック・ケア」講座にて、

より深く学ぶことが出来ますので、

もし興味があればぜひ〜♪


子どもたちへの対応がとっても楽になりますよ!





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