こんなご質問いただきました(^^)
◆Question
もし他人からの言葉に傷ついてしまった場合の立ち直り方を知りたいです。
家庭や職場など日常生活の中で、
他人からの何気ない言動に傷ついてしまうこと、
ありますよね><!
「どうしてこんなこともできないの?」
「○○は気楽でいいよね〜〜!」
「なんでそれ買ったの〜!?」
人によってどんな言葉に傷つくかはそれぞれです。
相手はそんなに悪気なく言ったことでも、
気になってしまったり、、、。
今日はそんな他人からの言葉に傷ついたときの対処法について一緒に考えてみましょう♪
◆どうして相手の言葉に傷つくのか?
私たちが相手の言動に傷ついてしまうとき。
それは「自分が気にしていること」を言われてしまったときです。
きっとすごく的外れなことを言われたときには
(この人変わった人だな〜〜)と流せるはず(笑)
「傷ついた」ということは、
自覚があったり、劣等感があることを言われてしまったときが多いのです。
◆劣等感の正体とは?
では「劣等感」という感情はアドラー心理学ではどのように捉えられているのでしょうか?
アドラー心理学では
劣等感とは理想の自分と現実とのギャップに生まれるものとされています。
つまり、劣等感は他人と比較して生まれる感情ではなく、
理想の自分がいるからこそ生まれる感情なのです。
もっというと劣等感を持っているということは
自分がこうありたいという目標がある証拠です!!
私も過去に劣等感を強く感じたことはたくさんありますが、
この考え方を知ってからは向き合い方が変わりました(^^)!
◆傷ついたときの対処法
①相手も自分のメガネ(価値観)で見ていると考える
まず人は一人一人自分特有のメガネ(価値観)を通して、物事を見ています。
相手がどんなことを言おうと、
自分とは価値観が違うんだな〜と受け流してみましょう♪
物事は全て良い側面と悪い側面があり、
どこから見るかによって正解も違います。
でもみんな自分のメガネをまともだと思っています(笑)
相手がどんなに「みんなそう思ってるよ」という気持ちで言っていたとしても、
そんなことはありません(笑)
また、もちろん自分自身も同じように
どんなに正しいと思っていても、
自分特有の物の見方をしていることを知っておきましょう(^^)
②相手の価値観に興味を持ってみる
私はAを選ぶのに、相手はBを選ぶ。
私だったらこうするのに、相手はこうする。
など自分の理解しにくい言動に出逢ったときには、
上記でお伝えした通り、正解はないと思ってみましょう♪
人はもともとの気質やこれまでどんな経験をしてきたのかによって、
価値観が一人一人違います。
自分も傷つかず、相手とうまくやっていくためには、
それをすり合わせて、何が正しいのかを決める必要はなく、
「相手の価値観に興味を持つ」ということが大切です。
どうしてそのように捉えるのか、
観察してみたり、ぜひ言葉に出して質問してみましょう(^^)
相手を「理解したい」という気持ちがこもっていれば、
相手も嫌な思いはしないはずです。
勇気のいることかもしれませんが、
自分の価値観を広げる良い機会になりますよ♪
③傷ついたことを相手に伝えてみる
これも勇気のいることかもしれませんが、
モヤモヤの状態というのは、
お互いに理解できていない間、あり続けるものです。
職場などその時やり過ごせば良い関係ならまだ良いのですが、
特に夫婦や家族など関係が近ければ近いほど、
傷ついたことは相手にきちんと伝えてみることをオススメします。
そのときにあなたの感情をちゃんと含めて伝えることがポイントです(^^)!
一言に傷ついたと言っても、
「悲しかった」「寂しかった」「ムカついた」
色々な感情があったと思います。
その気持ちを含めて伝えてみましょう。
大抵、相手はこの言葉であなたが傷つくと思っていないので、
言ってしまった可能性が多くあります。
近しい相手ほど、あなた自身がどのようなことに傷つくのかを
知っておいてもらえた方が楽しく過ごせますよね(^^)
④距離を置く
この人といると傷つくことばかり経験してしまう。というときには
極論、距離を置いてしまいましょう!
逃げることは悪いことではありません。
相手のことは変えることができないのです。
あなたの人生の主人公はあなた自身です(^^)
ぜひ自分の気持ちが滅入ってしまう前に、
距離を置いてしまいましょう。
いかがでしたか?
相手の言動に傷ついてしまう人は、
優しい人が多くいらっしゃいます(^^)
「傷つかない強いメンタルを手にれたい!」と思うかもしれませんが、
「傷つく」ということは、決して悪い側面だけではありません。
「自分の大切にしている価値観を知るチャンス」でもあります♪
ぜひマイナスな感情も含めて
優しい心を持つ自分に○まるしてあげましょう~(^^)
傷ついたことを告白しても相手には全く伝わりませんでした。自分の言ったことが正しいと思っているようです。