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心配性を克服したい!!「心配」との向き合い方

更新日:2023年2月24日




最近、コロナの影響もあるのかないのか、

「心配」という感情でお困りの方が多くいらっしゃいます。


「心配」とは「物事の先行きを気にして心を悩ますこと」


私たちは日々、様々な心配ごとに悩まされてしまいます。

最近この感情にお困りの方が本当にたくさんいらっしゃるので、

何かのお役に立てればと思い、

「心配」との向き合い方をまとめてみますね。





 




◆「心配」とは?


心配とは誰もが持つ人間の本能的な感情と言ってもいい感情です。


動物的に危機的な状況を判断し、回避するために必要な感情です。

日常生活でよくある代表的な感情とは


・病気にならないか

・一人にならないか

・生活できるか

・失敗しないか

・相手にどう思われているか


という感じです。

誰でも感じたことのある感情ではないでしょうか。

ただ、その感情が強くなりすぎてしまうと、

せっかく今ある幸せな状況に気づかず、

ずっと何かを心配し、幸せに感じられない状態が続いてしまいます。


それはもったいないですよね><

アドラー心理学では悲観主義(ネガティブ)な人は

「過去と未来があって今がない」

つまり、「過去=後悔」「未来=心配」ばかりが頭の中を占めていて、

今どう感じているのか、今後どうしたいのかという気持ちが後回しになっていると言っています。


また自分の今後のことを心配している方も居れば、

相手の行動を心配している方もいらっしゃいます。

今日はその克服法を一緒に考えてみましょう♪





 




◆「心配」の対処法


①「心配」に隠された「ポジティブな目的」を知る


例えば「病気にならないか心配」だとしましょう。


その場合、実は同時に「ポジティブな目的」も存在しています。


「健康でいたい」

「イキイキと楽しく過ごしたい」

「大切な人と長く過ごしたい」

どうして病気にならないか心配しているのか。

自分のネガティブな感情の裏には、

必ず肯定的な目的があります。


まずはその気持ちに言葉を置き換えてみましょう。


代表的な心配もそれぞれこのように置き換えられます(^^)

・一人にならないか

→安心したい、周りの人と楽しく過ごしたい


・生活できるか

→安心したい、〇〇を守りたい


・失敗しないか

→成功したい、もっとよくなりたい

・相手にどう思われているか

→いい人でいたい、仲良くしたい


ぜひ皆さんの中にある心配を置き換えてみてくださいね♡




②その「ポジディブな目的」を達成するためにすぐ出来ることを探す


「ポジティブな目的」が見つかったら、

それを達成するためにできることを探してみましょう!!

「心配性」の特徴に「先延ばしにしてしまう」ということが挙げられます。

特に同じことをずーっと心配してしまう方は、

少しでも良いので早く行動に移してしまうことが大切です。


人の感情は周りの刺激によって作られます。

毎日同じ生活をしてしまうと、なかなか感情が動きにくくなってしまいます。


どこかに行くだけでなく、

本を読んだり、何かネットやテレビで情報を得ることでも良いのです(^^)


人のやる気はどんなに強い気持ちでも

48時間しか続かないそうですから、

今日・明日でできるようなスモールステップ(小さな目標)にしてみましょう♪

それの積み重ねが心配を減らしてくれますよ♪


③失敗は良い経験!と捉え、何か起こったときに考える


さらに相手のことまで心配してしまう方もいらっしゃると思います。


子どもやパートナー、家族など大切な身近な人ほど

ついつい(こうならないかな?)と心配してしまいます。


よく共通するのが「失敗させてくない」という気持ちなのですが、

「失敗」とは誰が決めるのでしょう?


また、「失敗」は本当に悪いことでしょうか??


よく「失敗は成功のもと」と言いますが、

失敗は私たちにとって、チャンスであり人生の財産です(^^)!

何か起こったときに考えよう!と切り替える練習をしてみましょう♪


また相手を心配するということは

「あなたには克服する力がないですよ」と伝えていること。


相手が本当に困っていて、

相手も心配に感じているならまだ良いのですが、

そうではない場合は

どんなに相手のためと思っていても、

それは「余計なお世話」になってしまいます><


結局、安心したいのは自分自身なのです。

まずは出来ると信頼して見守りましょう(^^)





 




いかがでしたか?

多かれ少なかれ「心配」という感情は皆が持っている感情です。

大切なのは、その感情に飲み込まれないこと。


今ある「あたりまえの幸せ」に目を向けて、感謝しましょう。

私たちの周りにあふれているほとんどが「あたりまえ」ではありません。

幸せを決めるのはまさに自分自身です(^^)♡


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